MENU

相変わらず出会いアプリを利用して、彼女候補の女の子探しは続けていました。
前回の失敗もあることから、ああいった悪質な業者も参加していると言うことを頭に入れておいたのです。
やっぱり目に見えない出会いの世界、かなり危険な部分も潜んでいるんだなって感じでした。
それでも恋人が欲しくて仕方がない自分、友達から恋人になってセックスを楽しむ、この野望のために燃えている自分としては、出会いアプリを利用することはやめませんでした。
当然ですが、利用者がいるんだからいつかは恋人になってくれる女性だって見つかるに違いないと思っていました。
もちろんこの考えは今でも間違ってはいないと思いますけど、若干方法を間違っていたのかもしれません。
こうして出会いアプリを利用して、相変わらず相手にメールを送っては話をしてあっていくと言うことを繰り返していました。
その中でも1人、やりとりが大変続いた女の子がいたんです。
20歳の女子大生で、同じ区内に住んでいると言うことからも結構テンションを上げながらやりとりを続けていました。
彼女も凄くこちらを気に入ってくれているのがわかったし、やりとりを凄く楽しく続けることが出来たのです。
ただ、なかなか彼女は会ってくれませんでした。
やりとりだけを続けていく、もちろん楽しいのですが、対面したいというのがありました。
友達関係になるには、まずは会ってみなければなりません。
しかし彼女はなかなか都合がつかないということで断ってくるのです。
その時にもしかしたら、彼女も業者なんじゃないのか?という疑念が湧いてしまったのです。
出会いアプリは相手が見えませんから、騙そうと思えばいくらでも人を騙すことができる世界です。

余りにもあってくれない彼女の態度に、思わず言ってしまったのです。
「もしかしてさ、業者なんじゃないの?」
「えっ、そんなんじゃないよ」
それきり彼女から連絡が途絶えてしまったのです。
自分の早とちりで、彼女との関係を壊してしまったみたいでした。
騙しの多い世界だから慎重になってしまう自分もいたのですが、こんなに面倒なことになるとは思いませんでした。
もしかしたら仲良くなれるチャンスがあったかもしれないのに、自から壊してしまったのです。